コールドプロセスとは石けんの製造方法の一つで、冷製法とも呼ばれることがあります。

石けんの作り方には色々あって、材料を高温で加熱して鹸化を早めて作る「ホットプロセス(釜炊き鹸化法)」や、脂肪酸にアルカリ成分を加えて作る「中和法」などがありますが、高温で加熱せずにアルカリ成分と油脂の化学反応による熱だけで作る方法が「コールドプロセス」です。

コールドプロセスは、高温で加熱しないために原材料に含まれている良質な成分に大きなダメージを与えることなく石けんを作ることができる手段です。

コールドプロセスで作られた石けんの特長としては、使用感の良さが挙げられます。

ただし、他の製造方法よりもコストが嵩み大量生産ができないので価格は割高になってしまいます。