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健康でキレイな肌にはビタミンが必要
いつまでも若々しく、美しい肌でいたいなら、アンチエイジング効果の高いビタミンはしっかり摂りたいものです。
肉や魚介類、野菜や果物など、食材の中にはさまざまなビタミンが含まれているので、まずはそれらの働きを理解して、肌の悩みの解消に役立ててください。
ビタミンを含む食品例
- ビタミンA:うなぎ、レバー、にんじん、など
- ビタミンB群:発芽米、豚肉、納豆、レバー、など
- ビタミンC:レモン、オレンジ、パプリカ、など
- ビタミンD:鮭、さんま、卵、きのこ類、など
- ビタミンE:たらこ、かぼちゃ、アボカド、など
ビタミンは炭水化物、脂質、タンパク質の代謝をサポートする補酵素で、健康維持、美容、発育のためになくてはならない存在です。
ビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミンが9種、油とともに摂ると吸収率がアップする脂溶性ビタミンの4種(ビタミンA、D、E、K)があり、その効果はさまざまですので、各種ビタミンの働きを簡単に説明します。
ビタミンA
体の内側からパーンとした弾力のある肌を作るのがビタミンA。シワ対策化粧品にも使われるレチノールは、ビタミンAの一種です。
ビタミンB群
細胞にエネルギーを供給するのがビタミンB群。ビタミンB群は、皮膚科のビタミンと呼ばれ、肌と髪にハリをもたらし、肌荒れやニキビ改善に役立ってくれます。
ビタミンC
美容のビタミンとして知られているビタミンCは、高い抗酸化作用でシミを予防したり、コラーゲン合成や免疫力の向上にも関わってくれます。
ビタミンE
若返りのビタミンといわれるビタミンEは、老化を促進する活性酸素から赤血球を守り、血行を促進してくれます。また、ホルモンの分泌を整える役割もあります。
ビタミンD
そして、最近注目されるようになったのが、肌をリカバリーする作用があり、アトピーの治療にも使わているビタミンD。日光に当たることで体内で生成されるので、適度な日光浴が必要となります。
このように、各種ビタミンは肌のために欠かせないものなのです。
ビオチン|美肌のビタミン
ビオチンは腸内細菌が作り出すビタミンの一種で、皮膚炎予防の効果があります。多量のビオチンを投与する「ビオチン療法」は、アトピーなどの肌トラブルやアレルギーの治療に用いられています。
ビオチンは、コラーゲン合成にも関わるため、アメリカでは美肌のビタミンとしても有名です。偏った食生活や抗生物質を長期間服用すると、ビオチンは不足しやすくなるといわれています。
スムージーの酵素は美容に効果なし?
酵素たっぷりのスムージーは美容効果があるはず。アメリカでは、酵素というと、消化を助ける消化酵素を指しますが、日本では野菜や果物を発酵させた発酵エキスや代謝酵素を言います。
発酵エキスにはビタミンやミネラルが含まれ、腸のために摂るのはオススメですが、酵素とは別物です。酵素を気にするなら、人間の酵素=代謝酵素の材料となるタンパク質やミネラル不足を心配しましょう。