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健康でキレイな肌にはミネラルが必要
ミネラルは、私たちの体と肌を健康に保つうえで欠かせない栄養素で、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並んで5大栄養素の一つに数えられています。
偏った食生活やストレスなどで、ミネラル不足に陥ってしまいます。強い骨や歯、血色のよい頬、つややかな髪を作るのはミネラルの力。元気な体とつややかな肌のために、ミネラル不足にならないように注意しましょう。
このページでは、健康でキレイな肌に必要な栄養素「ミネラル」の偉大な働きを探っていきます。
ミネラルを含む食品例
- カルシウム:ヨーグルト、チーズ、ひじき、など
- マグネシウム:アーモンド、大豆、発芽米、など
- 鉄分:赤身の肉・魚、小松菜、大豆、ひじき、貝類、など
- 亜鉛:牡蠣、レバー、うなぎ、牛肉、など
- カリウム:海藻類、アボカド、かつお、など
私たちの体に必須のミネラルは13種類
重要なミネラルの働き
「疲れやすい」「肌がくすむ」これらは、ミネラル不足が原因かもしれません。
ミネラルには骨や血液の材料となり、人間の体の成長や維持に欠かせない「必須ミネラル」が13種あり、それぞれ大切な役割があります。
必須ミネラルの代表選手がカルシウム。99%は骨や歯の形成に使われますが、残りは筋肉の伸縮や神経の安定、ホルモン分泌、アレルギーの抑制など、心身の健康維持に使われます。
マグネシウムはタンパク質の合成に関わり、体と肌に活力を与えてくれます。
そして、全身に酸素を送るヘモグロビンの形成を担うのが鉄分。毎月、月経のある女性は鉄分が流出しやすいので、貧血防止、血色のよい肌のために積極的に摂りたい栄養素です。
細胞の新陳代謝に関わる亜鉛は、ターンオーバーを促進し、つややかな肌や髪を叶える美のミネラルです。鉄分同様に不足しがちなので、特に亜鉛を多く含む牡蠣を旬の時期にしっかり食べておきましょう。
塩分過多の食事や外食が多い人、むくみやすい人は、体内の水分バランスを整えるカリウムを摂るようにしましょう。
最近は偏った食生活や、食べ物自体に含まれるミネラル分が減ってきているため、不足しやすいのですが、ミネラルは欠乏しても過剰に摂っても健康に影響するので、バランスよく摂ることが大切なのです。
海藻ですっきりボディとフェイスラインを手に入れましょう
食生活の欧米化で、日本人女性のみそ汁を飲む機会が激減しています。そのため海藻類の摂取量が減り、ヨウ素やカリウム不足に陥っている女性が急増しています。
これらのミネラルは代謝を上げ、むくみを解消してくれるので、すっきりしたボディやフェイスラインを手にするには欠かせません。
週3回程度は、わかめや昆布などの海藻類を摂るように心がけましょう。
体に有害なミネラルもあります
ミネラルには、カルシウムや鉄分などの「有益ミネラル」と、水銀や鉛のような「有害ミネラル」が存在します。
有益ミネラルが不足すると有害ミネラルが蓄積されやすくなり、アトピーやアレルギー、慢性疲労を引き起こします。
しかし、カルシウムや鉄分、亜鉛などの有益ミネラルで体を満たせば、有害ミネラルは体に蓄積されずに排出されるので、有益ミネラル不足にならないようにしましょう。