ファンデーションの役割

ファンデーションは、気になるところを隠し、キレイな肌に見せることを目的とした化粧アイテムです。

肌トラブルを改善したり、肌を修復することはできませんし、謳うこともできません。

もちろんファンデーションで小顔になったり、たるみを改善することはできません。

つまり、ファンデーションの役割は次の通りです。

  • シワをなくすのではなくシワを目立たなくする
  • シミ・そばかすを消すのではなく隠す
  • ニキビ跡を修復するのではなくニキビ跡を隠す
  • 黒ずんだ肌を白く明るく見せる

など、肌をキレイに演出することがファンデーションの役目ということになりますので、使用目的の優先順位でファンデーションを選ぶようにしましょう。

カバー力の強いリキッド、クリームタイプのファンデーション

シミ・そばかす・ニキビ跡などをしっかり隠すことを最優先にしたいのなら、カバー力のあるリキッドファンデーションかクリームファンデーションをお選びください。

伸びが良く、シミ・そばかす・ニキビ跡など気になる箇所を隠してくれるので、きっちりメイクをしたい人向けのファンデーションと言えるでしょう。

ただし、リキッドファンデーションやクリームファンデーションは油性成分や界面活性剤が含まれているため、クレンジング剤はやや強めのものが必要になります。

肌にやさしいパウダーファンデーション

乾燥肌・敏感肌の人は、肌に負担をかけないことを最優先にファンデーションを選んだほうが良いでしょう。

石鹸だけでクレンジングすることのできるパウダーファンデーションなどがおすすめです。(パウダーファンデーションとはパウダーをプレスして固めたファンデーションのことです。)

界面活性剤が使われていない商品もありますので、肌にやさしく肌トラブルを抱えている人や、まだメイクに慣れていない人でも使いやすいファンデーションと言えるでしょう。

ファンデーションの色の選び方

ファンデーションの色についてですが、元々の顔色よりも明るすぎる色を選んでしまうと、首の色と大きな違いが出来てしまい、不自然に白浮きした感じになります。

ファンデーションの色を選ぶ方法ですが、実店舗でファンデーションを試すときは、手の甲に塗って確認するのではなく、アゴに沿った部分「フェイスライン」にに塗って確認することをおすすめします。

首の色よりやや明るい色のファンデーションを選べば、自然な顔色に仕上がるはずです。